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清泉寮 やまねミュージアム ヤマネを守るために

清泉の湯

■ヤマネの保護

お客さまから、よくいただくご質問で「(ニホン)ヤマネは飼ってはいけないんですか?」「家にヤマネが出るんですが、どうしたらいいですか?」と聞かれることがあります。 ヤマネは飼うことはもちろん、捕まえることも、してはいけません。違法ですので、もしヤマネを捕まえた場合、その方が捕まることになります。

■ニホンヤマネについての法律

○ニホンヤマネは国の天然記念物に指定されています。

史跡名勝天然記念物に関しその現状を変更し、又はその保存に影響を及ぼす行為をしようとするときは、文化庁長官の許可を受けなければならない。
<文化財保護法 第125条>

○ニホンヤマネは野生動物です。

鳥獣および鳥類の卵は捕獲等または採取等(採取または損傷)をしてはならない。
※鳥獣とは、鳥類または哺乳類に属する野生動物をいう(第2条より)
< 鳥獣保護および狩猟の適正化に関する法律 第8条>

■家にヤマネが出る場合

 
1.ヤマネは捕獲してはいけません。(捕獲目的で巣箱や、餌を置くのも違法です)
 
 
2.お風呂場やトイレはなるべく蓋を閉めるようにしてください。(水死してしまうことがあります)
 
 
3.バケツやつぼなど、深さのある容器はさかさまに伏せておくか、棒などを差し込んで置くようにしてください。(落ちて這い上がれず、死んでしまうことがあります。)
 
4.子どものヤマネであれば直径1.5cmほどの隙間から入ってくることも可能です。よって、ヤマネが入ってこないようにするのは難しいです。(それだけ自然が豊かだということです、めったに見ることができないヤマネとうまく共存していきましょう。)

 

■間違って捕獲してしまった場合

1.捕獲した箱の中に食べ物を入れるようにしましょう。
→くだもの(りんご・ミカン・ぶどう)
→ヒマワリのタネ、プロセスチーズ5mm角ほど(あげすぎはいけません、太ります。) 
→水
2.隠れられるように巣材を入れましょう。
→ティッシュペーパーやぼろ布
→土・落ち葉(化学肥料などが入っていないか注意してください)
3.捕獲した場所、またはそこに近い木(の胸高)に箱ごとくくりつけるか、一段高い場所に箱ごとおきましょう。
その際は、箱から出やすいように枝などを差込みましょう
→時間は夕方以降。ヤマネの動きが鈍い昼間に森に連れて行くと天敵に狙われやすいので注意!
⇒ヤマネが無事に森へ帰ったか、数日間様子を見て、その後箱は回収しましょう。

■動物たちとの付き合い方

みなさんの住んでいる所には、色んな生き物がすんでいます。動物はなかなか姿を見せてくれません。野生の動物たちは、臆病で、恥ずかしがり屋です。皆さんの前に姿を現したときは、驚かさないように「そっと」見守ってあげましょう。

清泉の湯

■アニマルパスウェイとは

「アニマルパスウェイ」とは小動物のためのつり橋のことです。大きな道路では、動物たちが車にひかれてしまう危険や、隠れるところの無い道の上では天敵に狙われる危険があります。そのため、動物たちは道路で分断された隣の森に移動できなくなってしまうのです。やまねミュージアムではヤマネをはじめとする樹上性の(木の上で暮らしている)小動物の保護のため、現在もアニマルパスウェイの研究・改良・普及を行っています。

■アニマルパスウェイ研究会

清里のアニマルパスウェイは、様々な方のご協力を得て、実現しました。今も「どのようにしたら、もっと動物たちに使ってもらえるか」「様々な場所に設置していけるように費用をもっと安くできないか」など研究を続けています。それが、アニマルパスウェイ研究会です。やまねミュージアムでは動物のことは研究しているけど、橋をどのように作ったらいいかわかりません。そこで、有志で手をあげてくださった様々な方と研究グループを立ち上げました。

やまねミュージアムではこの活動を、大成建設(株)、清水建設(株)、東日本電信電話(株)、北杜市などとコラボレーションをしながら、実施しております。 この活動は、日本土木学会から「環境賞」、いきもの企業にぎわいコンテストで「環境大臣賞」を受賞しています。

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