インタープリテーションとは
インタープリテーションとは、単なる知識の伝達ではなく、直接体験や教材を通じて、伝えたいものの、背景・つながり・重要性を明らかにし、相手が自分なりの意味を見つけることを目的としています。
インタープリターは「解説者」ではなく、「気づきのきっかけをつくる人」ともいえます。インタープリテーションは、人の心を動かし、新しい視点を生み出す大切な教育活動であり、コミュニケーション手法の一種です。
インタープリテーションを活用することで、相手は知識の習得にとどまらず、自分ごととして深く理解・共感・行動につなげるきっかけを得ることができます。
インタープリテーションは、ビジターセンター、博物館、動物園、植物園、水族館、科学館、美術館、エコツアー、地域の観光案内所、保育現場、地域おこし、食育、自然公園、自然学校など、人を相手にする現場でのレクリエーション、企業のCSR活動、宿泊施設での体験プログラムや、学校教育現場、社会教育現場、日常生活でのコミュニケーションなど、さまざまな場面で活かすことができます。
案内役はインタープリター
インタープリターの役割は、目には見えないもののメッセージを分かりやすく伝える「橋渡し役」。また同時に体験の中で生まれるコミュニケーションも大切にしています。皆さんの発見や感動に共感しながら、「人と人とをつなぐ」役割も担っています。
私たちが育みたいのは「自然の美しさや素晴らしさを感じる心」
私たちは「自然を見つめる」「自然を感じる」ことを大切にしています。自然の不思議さ、素晴らしさに気づく感性を育むことは、自然への興味や関心を持つきっかけとなります。プログラム体験では、インタープリターと一緒に自然のメッセージに耳を傾けてみましょう。
こんな方におススメ!
- 自然が好きな方、自然の中で働きたい方
- 知識だけではなく、その物事の楽しさや面白さを伝えたい方
- 自然、文化または人に関わる活動をしており、そこに活かせるものを探している方 (エコツアー、地域おこし、企業のCSR活動、宿泊施設、教員、看護師、保育者等)
- インタープリテーションや環境教育の基礎を学びたい方、または学び直したい方
- 将来、ビジターセンターや動植物園、地域おこし、教育関係で活動したい方
過去にはこんな方が参加されました!
- ビジターセンター スタッフ
- 自然療法 セラピスト
- 動物園 水族館職員
- 保育士
- 地域おこし協力隊
- 大学生・専門学生
- 小学校教諭
- 県庁職員
- 旅行会社職員
- etc
自然体験活動の指導をしている方だけでなく、「これから始めたい方」、ガイド系・教育系などの「伝える活動をしている方」、様々な仕事で「人前で話す力を高めたい方」など、幅広い現場で活かせるスキルが身につきます。
過去参加者様の応募動機
- ガイドウォーク等の日常業務に
- エコツアーの企画運営に
- 公園のガイドに
- 動物園の解説で
- 授業に活用したい
- 自営業に活用(旅宿 コットンクラブ ガイド こびととおさんぽ等)
過去参加者様 体験後の感想
- 伝える方法を学ぶだけではなく、自分自身の弱点や売り(セールスポイント)も見え発見がいっぱいありました。良い仲間に出会えたことに感謝です。
- 参加者さんたちが年代も職種など多用で、お話しの場が沢山あり、学びになりました。自然の楽しみ方や、感じ方、人と自然をつなぐこと、など沢山のことを学べました。
こんなことが学べます
- インタープリテーションや環境教育の基本的な考え方
- 五感を活かした伝え方
- 体験の「ねらい」を伝えるプログラムデザインの基礎
- 「今ココ」の自然や出合いを楽しむコツ
キープ協会 環境教育事業部のご紹介
キープ協会 環境教育事業部 は、八ヶ岳南麓・清里高原の豊かな自然環境を舞台に、40年以上にわたり環境教育を実践してきました。
レンジャーによる森の案内を通じて、自然の美しさや不思議さに気づく感性を育み、「自然を大切にしたい」という想いを引き出すことを大切にしています。
さらに、自然のメッセージを伝えながら、人と自然、人と人をつなぎ、持続可能な社会の実現に貢献しています。
★キープ協会の自然体験・環境教育プログラムの特徴 ⇒詳しくはコチラ



